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Channel: コラム –イリテク
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必ずしも決断が早い人の方が有利というわけじゃない

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よく決断力、決定スピードがある方がいいといわれますが、そうでもないなと思います。世の中には決断が早い人か、遅い人か、大きく2通りしかありません。ちなみに私が思う「決断が早い」はほぼ即決くらいのスピードです。

決断が早いタイプの特徴

決断が早い人には、似た特徴があります。ズバリ、あまり細かいところまでみていません。そのかわり、核心のポイントを抑えています。ポイントさえ抑えておけば、他はどうにでもなるという考え方で、ざっくりとしたイメージと予算で考えられています。

マイナス面で見れば、後になって変更がたくさんでてきて、費用的に損をしてしまうケースも多いことです。しかし、多少損してでもスピーディーにタイミングよくリリースして成功、ということもあります。

決断が遅いタイプの特徴

逆に遅いタイプの場合、自分の中でコレといった核がないため、ぶれやすく、決定までに時間がかかります。任せておくと、ちょこちょこ追加修正・見積があって、右往左往するので、ある程度こちらで考えてリードしていった方が相手もやりやすいと思います。

実はもう一つパターンがあります

期限を決めてきっちり決断するタイプです。

長考というわけではなく、例えば1週間なら1週間と決めてその間で、考えられる懸念材料をだしてみたり、他とくらべてみたり、自分なりに納得できる答えを見つけるタイプです。

決められた時間の中で、イタズラに時間を使うわけではなく、一番いい結果を出すための最善策を練ってきます。ポイントはこちらから期限をつけるのではなく、相手が期限を自ら決めているということです。

実はこのタイプが一番成功するタイプではないかと感じています。


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