Web制作にせよ、アプリ開発にせよ、クライアントとのやりとり・関係性を気持ちいい距離感で保つのはなかなか難しいことです。
決済権のある立場の方とのやりとりができれば話が早いですよね。直接話を聞けて、提案もストレートに伝えやすいというメリットがあります。また、そういった立場だと、なぜそれをやるのか、目的・ゴールがしっかりしているので、そこへ向かって一緒に進めていけるし、共感することができます。
しかし、現場はそうはいかないもの。実際には決済権のない担当者が多いですし、そこでのやりとりには気を使います。正しく、伝わっているのか、相手担当者のメリットも考えながら動く必要がでてきます。辞めて担当者がコロコロ変わるところもあって、また最初から関係性を築き直すのも大変です。正直ウンザリ…。
Yesマンな担当者はきつい
特にやりづらいのは、上司から言われたことをそのまま伝えるだけの担当者です。会社の利益になる提案をしても受け入れてもらえませんし、上司の言葉は絶対です。直接上司と話した方が、上手くいくよな…と思いつつ、もやもやなることが多いです。
そして言われたことをそのまま伝えてくるということは、そこに感情が入らないので、すごく冷たい物言いに感じられます。言っていることは同じでも、ものの言い方次第で結果が変わることはあります。
ロボットみたいなメールなのか、そこに感情を汲み取った気持ちがあるのか、それだけで上手くいくこともあるんじゃないかと。そこは自分の努力も必要ですが…。逆にこちらの意見が上司にどう伝わっているのか、怖いです。
ぶつかって分かり合えることもある
逆に最初のやりとりで、「ん?」という違和感があって意見がぶつかりあうこともあります。そして、そのことで関係性が良くなることもあります。
お互いに本心を出しあうことで、次から意見がいいやすくなったり、この人はこういうことを嫌がるんだなぁということが分かります。そこから上手くいく人とは、その後の関係性も良い状態が続くことが多いです。
せっかくフリーランスでやっているので、お互いに気持ちよく仕事ができる相手を選びたいですし、そうありたいなと思います。