フリーで独立した2011年、たくさんのiOSアプリをリリースしました。それから3年、OSもどんどんアップデートされ、retinaになり、画面サイズも変わり、フラットデザインになりました。いよいよ9月9日のAppleイベントではおそらくiPhone6も発表されますし、これからも変化は激しいことでしょう。
アプリをどこまでサポートできるか
アプリの数が多ければ多いほど、全てをサポートするのは至難の業です。売れているアプリならまだしも、ヒットしていないアプリも数多くあるわけで、この子たちをどうするか。
放置しておくことで致命的なバグがでて、どうしようもなければ撤去するほかありませんが、まだ動くのは動く。そうこうしている間にどんどん時間が過ぎていってしまい、いざ改修しようとすると、ほぼ作り直した方が早いという状況に陥っています。
まだ自社でアプリを開発していれば、時間さえ確保すれば対応することはできます。しかし、アプリを依頼している企業からすれば、深刻な問題です。アップデートにしても、開発会社に依頼しないといけませんし、無料でできるわけではありません。アプリを依頼して作ろうと考えられる場合は、リリースだけでなく運用面のコストも考える必要があります。
長く携われるかどうか
今、新しいモノを作るとしたら「ずっと関わっていけるだろうか」ということも考えたいです。時間は有限ですから、その時間を使ってまで運営していけるかどうか。そうやって生み出したからには、放置せず継続的に運営していく覚悟をもって臨みたいなと思っています。